2016年9月30日金曜日

絵画展のご案内


とても貴重な資料です。南米の先住民文化などに興味のある方はぜひ。それに関連してこの映画も同じ時代の様子を描いています。NHKの語学テキスト「まいにちスペイン語」ではイスパニカがスペイン語関連の書籍や映画などを紹介するコーナーがあります。10月号ではこの映画を取り上げました。こちらも合わせてご覧ください。





2016年9月29日木曜日

映画『料理人ガストン・アクリオ 美食を超えたおいしい革命』





今日、インターネットのニュースで「ラテンアメリカベストレストラン2016」が発表されました。記事はこちら→http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160928-00002254-mbrasiln-s_ame

ペルーのレストランが1位と2位です。



そこで思い出したのがこの映画。



今、世界中のシェフがペルー料理に注目しています。

豊富な魚介類にアンデスの伝統野菜。ヨーロッパ、アジアからの移民が伝えた料理と、アンデスの伝統料理が混ざり合い洗練され、多様性に富んだ新しい料理が次々と生まれています。今、ペルー料理が熱いです。現地に行かれた際はぜひご堪能ください。

私はタコのセビーチェ大好きです。




2016年9月28日水曜日

Chufa

火曜日の会話初中級クラス(講師María)ではこのところ受講生の方々が持ち回りでプレゼンをしています。昨日発表の受講生の方のテーマは"Horchata de Chufa"。スペインではポピュラーな飲み物でココナッツミルクのような、優しい甘さがやみつきになります。栄養価も高く健康にもいいとのこと。英語ではタイガーナッツと呼ばれ日本でもその名前でたまに売られているそうです。そして昨日のプレゼンではなんと、試食、試飲付き!私も少しおすそ分けをいただいてしまいました。確かにこれはやみつきになる要素満載です。

ちなみにタイガーナッツはナッツと言いつつもカヤツリソウ科の植物の地下茎で植物の見た目は本当にその辺に生えてる草みたいです。参考までにchufaの畑の画像です。

http://alborayadigital.com/la-chufa/

そして、これが頂いた、根茎。ほのかな甘みと繊維の感じがいいです。

プレゼンは自分が発表したいことを原稿にして、講師と表現などを確認し、それを覚えて練習して臨むので語学の上達にとても効果的です。しかもこのように視覚や味覚ともリンクして体の感覚も伴って印象に残るのでここで覚えた表現などは忘れません。私もとても勉強になります。ごちそうさまでした。

2016年9月27日火曜日

中南米音楽の歴史を知るミュージカルのご紹介

ひとことで説明するのが難しいのですが、
ミュージカル形式で、ラテンアメリカの音楽の、
種類と歴史を学ぶことができるコンサートです。

ケーナの音色、サルサ、メレンゲ、カポエイラの演奏、アルゼンチンタンゴ、
それぞれの音楽が、どの地域で、どの時代に、
どんな歴史背景で生まれたのか、目と耳でたっぷり楽しめます。

ラテンアメリカンド2

開催日 2016年11月25日(金)
会場  めぐろパーシモンホール大ホール
開場 16時 
※ロビーでの展示会のみ
※大ホール開場 18時
開演 18時40分
チケット料金 4,000円(税込) 全座席
チケットぴあ
・Pコード:299229
・販売用URL:http://ticket.pia.jp/pia/event.ds?eventCd=1623036


★★★
A trabajar! Director musical preparando Latinoamericando!
Fecha 25 de Noviembre 2016 (Viernes)
Sala  Meguro Persimon Hall
HP: http://www.persimmon.or.jp/


Tickets 4,000 YENES
Ticket PIA
PIA CODE (Pコード):299229
Link de venta directa:
http://ticket.pia.jp/pia/event.ds?eventCd=1623036


*Venta de ingresso por mail para extrangeros
Contacto: 
MAIL info@latinoamericandojp.com



https://www.facebook.com/latinoamericandojapon/

2016年9月26日月曜日

スペイン大使館よりチェロコンサートのお知らせ

MÚSICA EN LA EMBAJADA DE ESPAÑA
-TEMPORADA DE OTOÑO-
スペイン大使館で奏でる音楽
~秋のプログラム~
 
アルド・マータによるチェロコンサート
CONCIERTO DE CHELO DE ALDO MATA
 
 
アルド・マータによるチェロコンサート「黄金世紀のチェロ」。アルド・マータはバロック音楽が専門で、20世紀から使われるようになったエンドピンを使わずガットの弦で演奏します。1787年ピアチェンツァ(イタリア)でナドッティにより製作されたチェロをかなでます。
 
日 時:   2016106日(木) 1800分より
場 所:   駐日スペイン大使館 オーディトリアム(B1F
        106-0032 東京都港区六本木1-3-29
 
* ご出席の場合は、fax (03-3582-8627) またはemail (emb.tokio.ofc@maec.es) までご連絡下さいますよう、お願い申し上げます。
* 館内には駐車スペースはございませんので、お車でのご来場はご遠慮願います。     
  
La Oficina Cultural de la Embajada de España se complace en invitar al concierto de chelo de Aldo Mata: “Siglos de oro del violonchelo”. Aldo Mata es especialista en música barroca, lo que le lleva a ofrecer sus actuaciones con cuerdas de tripa y sin uso de la pica (artilugio que sólo fue habitual a partir de comienzos del siglo XX). Toca un chelo construido por Nadotti en Piacenza en 1787.
 
Fecha:                  Jueves, 6 de octubre de 2016 a las 18:00 horas
Lugar:                   Auditorio de la Embajada de España
1-3-29 Roppongi, Minato-ku, Tokio 106-0032
 
*  Si desean asistir, rogamos confirmen su asistencia por fax (03-3582-8627) o email (emb.tokio.ofc@maec.es).
*  La Embajada de España no dispone de zona de aparcamiento.
 

中南米経済速報1180号見出し

9月26日発行の中南米経済速報の見出しはこちらです。

■ブラジル: 石油公社が今後2年間に大幅緊縮
■ブラジル: 小規模水力発電所を30ヶ所建設

■アルゼンチン: 第2四半期もかなりのマイナス成長
■アルゼンチン: 官民協働に向けて法律整備
■アルゼンチン: 鉱山業回復を中国に賭ける

■コロンビア: 和平が生み出す投資の好機
■コロンビア: 無料のWi-Fiを100ヶ所開設

■ボリビア: ペルーと大陸横断鉄道建設の協議再開
■ボリビア: パラグアイに液化石油ガス輸出へ

■ウルグアイ: エネルギー分野に10億ドルを投資
■ウルグアイ: 水路網委員会の本部が置かれる

■メキシコ: 成長するメキシコの航空業界
■ベネズエラ: 緊急事態宣言に効果なしと商工会
■チリ: 7月の工業生産が大幅低下
■エルサルバドル: 家族送金が過去6年で最高額に
■ニカラグア: 1-7月期の成長率は4.4%
■キューバ: チェコと協力協定締結で合意

各国でエネルギー・インフラ関連の投資が活発化しています。南米の大陸横断鉄道や河川を利用した水路網の整備は南米のロジスティクスの可能性を大きく広げるため注目です。

中南米経済速報が毎週月曜日配信です。

ご興味のある方は当社ホームページhttp://www.hispanica.orgご参照の上、お問い合わせください。

2016年9月25日日曜日

トンボ、それは悪魔の木馬

こんにちは。秋の気配が近づいてきました。赤とんぼも飛んでいます。スペイン語でトンボは libélula と言いますが、辞書で引くともう一つ呼び方があります。それは caballito del diablo 、直訳すると「悪魔の木馬」です。いったいなぜ、、こんなに可愛いのになんと不吉な、、講師のフェデリコに聞いたところ、トンボはスペインでも可愛いし別に黒いイメージはないとのこと。しかし、語源が気になるところです。

「夕焼け小焼けの赤い悪魔の木馬」では、まるでホラーです。

2016年9月24日土曜日

ツーリズムEXPOジャパン(9月24日・25日)

昨日、ツーリズムEXPOジャパンの様子を見てきました。
一般公開日は今日と明日 http://www.t-expo.jp/


「世界最大級 旅の祭典」というだけあって、場内は本当に賑やか。
世界中、日本中の旅の情報が、手に入ります。
(ただし、非常に体力を使いますが…。)

スペイン政府観光局のブースは、天高く(!?)そびえ、ひときわ目を引きます。


写真が下手ですみません。
スペイン観光局のブースの中が、
各州やデパート(もちろんEl Corte Inglés)などのデスクに分かれているのです。

メジャーな情報も、マイナーな情報も、
現地のスタッフから直接に話を聞ける機会。

もちろん、「中南米・カリブ」エリアも、各国のブースが出ていました。
コロンビアやキューバと比べたら、お台場は近い!(はず!)

興味ある方は、ぜひこの機会に足を運んでみてください。

チケットは、上のリンクから購入できます。




2016年9月23日金曜日

クロニカレギュラー版見出し

本日配信の中南米治安情報紙クロニカの見出しはこちらです。

■コロンビア: FARCの総会で和平合意承認へ
     *和平協定書を国連に寄託
     *対米引き渡しはない
     *軍の訓練が終わる
     *パラミリタールの態度
     *ゲリラ再結集の恐れ
■ブラジル: ルラの起訴とルラの反論とルラの味方
■エクアドル: コレア大統領派が再選を断念

今日、9月23日配信のクロニカ・レギュラー版は和平の正式合意が間近に迫るコロンビアの情勢が中心です。歴史的な転換点にあるコロンビア、国民も世界も和平合意を歓迎していますが、思惑の異なるグループの存在や、今後の和平移行プロジェクトの進捗見通しなど、不安要素もあります。
来月行われる国民投票など、今後も注目の記事が続きます。

クロニカ・速報版は月〜金曜
クロニカ・レギュラー版は毎週火・金の配信となっております。

お申し込みはこちら、イスパニカのサイトから。
http://www.hispanica.org


2016年9月22日木曜日

ムヒカ前大統領とゴーン社長


昨日、ラテンアメリカ協会主催の講演会「ウルグアイの最新事情−田中径子 駐ウルグアイ大使に聞く−」に行ってきました。田中径子大使は日産でゴーン社長専属広報をされていた方で、民間から大使になった方です。講演の中でムヒカ前大統領とゴーン社長が似ていると話されていたことが印象的でした。

ウルグアイは日本から遠く、あまり縁がない国ですが、教育や民主主義のレベルが非常に高く、中南米経済速報でも興味深い政策の記事が多いこともあり、いつか訪れてみたい国の一つです。

2016年9月21日水曜日

みんなで読む物語とエッセイ(無料体験10月6日)

講読クラスのご案内です。

◆◇◆みんなで読む物語とエッセイ◆◇◆

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◆無料体験レッスン 10月6日(木)19:00~20:00
お申し込みは gogaku@hispanica.jp まで。
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スペイン語の文学作品を原書で味わう講座、今期から取り組む作品は、エドゥアルド・ハルフォン(Eduardo Halfon)の“Signor Hoffman”(Libros del Asteroide 社、2015年)です。


エドゥアルド・ハルフォンは、スペイン語文学で現在最も注目されている若手作家の一人。本書は、今年5月に白水社から翻訳出版された『ポーランドのボクサー』の続編にあたる、6点の連作短編を収録した新作です。著者と同名の主人公は、今度はイタリアや、グアテマラの海辺などを旅します。広島出身の日本人の女性Aikoも登場。端正で味わい深い、現代的な文章です。

原書で物語を楽しめるかというのは、語学の目標として1つの座標になるでしょう。独学ではまだ自信がないという方も、先生と仲間たちが支えになります。ご参加をお待ちしています。

■開講スケジュール
 ※10月6日(木)無料体験レッスン※
 第一・第三木曜日 19:00~21:00【120分x6回】
 10月20日、11月17日、12月1日、12月15日、1月19日、2月2日
 (上記の日程で本の前半部分を読みます。後半はあらためて日程を設定します。)

■受講料
 32,400円(税込)※テキスト代別
 ※イスパニカの受講が初めての方は入会金10,800円が必要です

◎講師
宇野和美(うの かずみ)
東京外国語大学スペイン語学科卒業。出版社勤務を経てバルセロナ自治大学修士課程修了。訳書は、『ちっちゃいさん』(講談社)、『ポインセチアはまほうの花』(光村教育図書)、『むこう岸には』(ほるぷ出版)、『雨あがりのメデジン』(鈴木出版)など30点あまり。武蔵野大学、東京外国語大学講師。

2016年9月20日火曜日

ライオン


ライオンの鳴き声について調べていたら見つけた動画です。スペイン人のフェデリコに聞いたところライオンの鳴き声をスペイン語で書くと"Groar!" "Grrrrr!" "Grgrgr!"になるそうです。日本語の「ガオー」にも似てるといえば似てるでしょうか。

たまに思うのですが、言葉を学ぶときに、単語を一語一語、日本語に照らし合わせて勉強していくのもいいですが、スペイン語の幼児向けの教育番組や小学校の教科書でゼロから丸ごと学ぶのも面白いと思います。youtubeにはそんなスペイン語の教育番組が結構あるのでイスパニカでもたまに紹介します。

ツッコミどころはあるかもしれませんが(特に肉食の説明のところ)これを見るとライオンについてだいぶスペイン語で説明できるようになります。子供向けに簡単な言葉でゆっくりしゃべってるのがいいですね。

2016年9月19日月曜日

中南米経済速報 1179号 見出し

9月16日発行の中南米経済速報の見出しはこちらです。

アルゼンチン: 投資フォーラムで大型案件発表相次ぐ
■メキシコ: Pemexが石油埋蔵発見の詳細を公表
■メキシコ: 国内最大のウィンド・ファームが開所
■ペルー: 大統領が中国に投資増加を要望
■ペルー: 初の観測衛星打ち上げ
■ボリビア: 5.5億ドルかけ力発電所を建設へ  
■ボリビア: インドと製薬工場建設について交渉
■ブラジル: 自動車生産は経済回復を信頼
■チリ: 中銀が3.5%の現行金利を維持
■キューバ: 国内初の波力発電導入へ

アルゼンチンでは外国からの投資を受け入れる体制が整いつつあります。グローバル企業や投資銀行も投資の準備を加速させる動きを見せています。

中南米経済速報が毎週月曜日配信です。

ご興味のある方は当社ホームページhttp://www.hispanica.orgご参照の上、お問い合わせください。

2016年9月18日日曜日

通訳ガイドに役立ちそう

今日調べ物をしていて、たまたま見つけたサイトです。
こんなサイトがあったのは知りませんでした。その名もniponica!
Hispanicaと姉妹なんじゃないかと思うネーミングですが、このサイト日本の文化紹介がスペイン語でも充実していて、通訳ガイドの試験や仕事にすごく使えそうなのです。
そして、写真やコンテンツの充実ぶりも驚きですが、無料でこれを公開していることにさらに驚き。
一体、誰がこんなことをボランティアでやっているのか感心しつつ、サイトを眺めていたら運営してるのは外務省でした(笑)。
うーん、なぜ今まで知らなかったのか、、

とにかく勉強になります。

niponica(にぽにか)

http://web-japan.org/niponica/index_es.html

2016年9月17日土曜日

9月17日「秋の通訳特別講座」

今日は、「秋の通訳特別講座」を行いました。
講師は、スペイン語通訳者として第一線で活躍されている丸山啓子先生。
たいへんお忙しく、イスパニカでの講義は「1年に1回よ(笑)」と言われています。

告知はイスパニカの受講生限定で、先月下旬に開講が決まったため、
午前の部は2名、午後の部は4名という少人数での開催でしたが、
その分、先生から個別にみっちりと、
「スペイン語通訳として仕事をしていくということはどういうことか」
ということを教えていただきました。

お昼休みを、受講生同士の交流の場と位置づけていたのですが、
そこで受講生の皆さんが「私は人生模索中なんです」「私も人生模索中ですよ」と、
談笑していたのと呼応するように、
クラス終了後、丸山先生が「スペイン語通訳というマイナーなことを学ぶことに対して、
ためらいや迷いは当然あると思うけど、それを励ましたり勇気づけたりしたかった」と
言ってくださったのが、ありがたく、私自身も勇気づけられました。

スペイン語を学ぶ意味、スペイン語のクラスを運営する意味、
私自身も問い続け、答えを出し続けたいと思っています。