2017年2月26日日曜日

会話中級はB2合格に適切なクラスであるにもかかわらず

イスパニカのクラス、どのクラスにももっと生徒さんが来てほしい、
というのは当然なのですが、ここ数年、
このクラスがこの人数というのはあまりにももったいないなあ、
と、特に思っているのが、土曜日午前の会話中級クラスです。

文法を一通り学習し、通じるように話せるB1レベルから、
より的確に、間違いのない形で話せるB2レベルになるためには、
正確な中級文法の理解と、エラーを指摘してくれる指導者が必要です。
講師のカルロス・コントレラスは、まさに適役。


昨日は接続詞"aunque(~にもかかわらず)"の用法6つについて、
みっちり学びました。
aunqueの後に直説法が来るためには、
 ・事実であること
 ・聞き手にとって新しい情報であること
が必要。

例:Aunque mi hijo es muy guapo, no recibió chocolate el día de S. Valentín.
 (私の息子はとてもハンサムだが、バレンタインにチョコレートをもらえなかった。)
息子さんがハンサムであることは話し手にとって事実ですが、
講師や他の受講生にとっては新しい情報であるため、
直説法を使って“文法的には”OK。
「…で、本当にtu hijoはguapoなの?」
というように、授業は楽しく進みます。


接続法を使う例として、
「イスパニカは地下鉄の駅からものすごく近いにもかかわらず、生徒が少ない」
という自虐的な例文も“文法的にはOK”でしたが、
生徒さんたちいわく、このクラスに人が来ないのはおかしい、
ということで、ご興味ある方、B2合格を目指す方、
ぜひ、見学にいらっしゃってください。

日時・詳細は、こちらから。
お待ちしております。