昨日、英語の講師をしている友人に、語彙増強の方法を伝授してもらいました。
ボキャビルノートを作って、一度出会って調べた単語を覚えこむというもので、
まさに自分の知りたかったこと、自分がやろうと思っていた勉強方法でした。
語学とは関係ないのですが、問題解決のセミナーに参加したとき、
「すべての悩みは具体的な現象に分けて考えないと解決しない」
ということを習いました。
例えば、
「忙しくてスペイン語の勉強をする時間がない」
という悩みは、このままだと解決できないのです。
◆忙しくて
→何と何で忙しいのか。
→1日の時間をどれだけ何に使っているのか。
→1週間のうち毎日が忙しいのか。
→何の時間が減らせるのか。
→忙しさはいつまで続くのか。
→他の人に手伝ってもらえないのか。
→他の人に代わってもらえないのか。
◆スペイン語の
→読解か、単語か、文法か、リスニングか。
→どのレベルのものか。
→どんな教材を使うのか。
◆勉強をする
→文章を読むのか。
→問題を解くのか。
→暗記をするのか。
→運用力を上げるのか。
→新しいことを学ぶのか。
→習ったことを復習するのか。
◆時間がない
→全部でどれくらいの時間が必要なのか。
→それを分けることはできるのか。
→1日の中で何分必要なのか。
→1週間の中でどれくらい必要なのか。
などというように、漠然と悩んでいても現実は変わらず、
問題解決のためには、すべてを具体的な現象に切り分けていって、
自分が無意識に優先していたもの、無自覚に避けていたことを、
きちんと見つめることが第一歩だということでした。
私はここ数ヶ月「忙しくて勉強できない」と言い訳ばかりしていましたが、
やっと、平日の毎日、家へ帰る前に、30分、
駅のカフェで、ボキャビルノートを作る、
という具体的な勉強方法を決めることができました。
今日から4月。
東京はいつまでも寒く、今日も残念なお天気ですが、
新たな気持ちで勉強をスタートするには区切りのいい日ですよ。