2017年8月29日火曜日

無料体験と開講のお知らせ_作家と作品から学ぶラテンアメリカ文学講座

ラテンアメリカ文学研究者として、翻訳でも精力的にご活躍されている柳原孝敦先生による、文学の講座です。(柳原先生のブログはこちら。)

昨年も同様の授業をしていただき、月に1回のクラスを受講生全員、非常に楽しみにしていました。ごく短い短編小説や、物語の一部を2編、事前に(日本語で)読んでから、授業で先生のお話を聞きます。



1回に2人の作家を取り上げることで(例えばフリオ・コルタサルとアントニオ・キローガ、など)「この2人、作風が似てると言われているんですが、似てると思いますか?」「2人が活躍する時代はそれぞれ社会背景が〇〇だったんですよ」など、文学を楽しむための視座を与えてくださいます。

教材を読んで楽しめるのはもちろん、膨大な知識の中から、どんな質問にもニコニコと答えてくださる柳原先生の授業を受けられるという、なんとも贅沢な講座。読書の秋、ぜひこの豊かな時間を味わってください。

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◆◇◆作家と作品から学ぶラテンアメリカ文学講座◆◇◆

※無料体験レッスン 9月14日(木)19:00~20:00(60分)
 要申込み:tameike@hispanica.org

ラテンアメリカ文学がご専門の柳原先生が、毎回2人の作家をとりあげて講義をしてくださいます。それぞれの文学史における立ち位置、作風の共通点と相違点などを知ることで、ラテンアメリカ文学の知識が身につきます。

作品は日本語で読みます。スペイン語が分からなくても大丈夫です。先生の解説を聞くことで、きっと読んでみたい作品、お気に入りの作家が見つかるはずです。

文学が人生に与えてくれるものの豊かさに気づいた、大人のための講座。ぜひ、9月14日は無料体験レッスンにお越しください。

■開講スケジュール
 10/12, 11/9, 12/14, 2018/1/11, 2/8
 第2木曜日 19:00~20:30 (全5回)

■受講料
 24,300円(5回分・税・教材費込)
 ※イスパニカのご受講が初めての方は、入会金10,800円が必要です。

◎講師:柳原孝敦(やなぎはら たかあつ)
東京外国語大学外国語学部スペイン語学科卒業。現在、東京大学大学院人文社会系研究科准教授。著書に『ラテンアメリカ主義のレトリック』(エディマン/新宿書房、2007年)、『映画に学ぶスペイン語』(東洋書房、2010年)、訳書にフアン・ガブリエル・バスケス『物が落ちる音』(松籟社、2016年)、ロベルト・ボラーニョ『第三帝国』(白水社、2016年)、など多数。

☆お申込み・お問合せは tameike@hispanica.org まで。

(写真は柳原先生の訳によるボラーニョ『第三帝国』[白水社、2016]